E-3 : イオンビーム技術によるマテリアルイノベーションの躍進

講演スケジュール:[口頭発表] [ポスター発表]

Organizers:

Representative
・ 鈴木 耕拓 公益財団法人若狭湾エネルギー研究センター
Correspondence
・ 阿保 智 大阪大学 [email protected]
・ 今泉 充 三条市立大学 [email protected]
Organizers
・ 雨倉 宏 物質・材料研究機構
・ 加田 渉 東北大学
・ 馬場 恒明 合同会社DLC研究所
・ 堀 史説 大阪公立大学
・ 伊藤 久義 量子科学技術研究開発機構
・ 小林 知洋 理化学研究所
・ 西川 宏之 芝浦工業大学
・ 安田 和弘 九州大学
・ CHEN Feng Shandong University
・ ILA Daryush

Scope:

社会の持続的な発展のためには、革新的な機能を有する材料創成が必要不可欠である。イオンビームは用いるイオン種やエネルギーを選択することで、材料に対し任意の特性を付与できるため新機能材料や既存の材料中に異なる機能を持つ構造を作製可能である。また、これらの材料の分析や物性評価においてもイオンビームは重要な役割を果たしており、新しい計測・評価技術の開発が進んでいる。一方、イオンと材料との相互作用は複雑な過程を経るため、未だ解明されていない現象も多い。これらの現象を機械学習やAIといった手法で解析し、得られた新しい知見に基づいた材料科学に対するイオンビームの新しい利用法の提案も試されている。本シンポジウムでは、イオンビームによる材料創成・機能創成・分析・物性評価にとどまらず、これらを支える基礎科学と新しく派生した応用技術までイオンビームに関連する最新の革新的な研究成果を募り、分野横断・産学連携を通じて、マテリアルイノベーションの更なる躍進に繋がる議論の場を形成する。

Topics:

1. イオン-物質相互作用
2. イオンビーム改質・制御とその応用:高分子・生体材料・半導体・量子材料など
3. クラスターイオン・高速重イオン・高価数イオンなど
4. イオンビーム分析・評価とデータ科学
5. その他:イオンビーム・プラズマ応用など