若手奨励賞

若手奨励賞選考細則

  • 若手奨励賞選考委員会
    • 選考委員会は、表彰委員会推薦の選考委員長、選考副委員長に加えて、年次大会を構成する各シンポジウムのオーガナイザーから推薦された各3名以上の選考委員とから構成される。
    • 選考委員の推薦方法は各シンポジウムオーガナイザーに委任する。ただし、選考委員は当該分野に見識のある研究者とする。推薦リストをもとに選考委員会では委員を委嘱する。委嘱された委員は、当該シンポジウムで発表された表彰候補発表(口頭発表あるいはポスター発表)について評価を行い、選考委員会に報告する。
    • 選考委員会委員長は評価結果をとりまとめ、表彰委員会委員長に報告し、表彰委員長が最終決定する。
  • 受賞者の数
    • 選考委員会は、シンポジウム毎に表彰候補者の数の10%程度を授賞候補者として選び、表彰委員会に推薦する。表彰委員会が最終決定し、理事会に報告する。なお,10%程度を算出する際には,若手奨励賞に申込をした総数に対して10%程度(小数点以下は六捨七入)とする。ただし,表彰候補者数,受賞候補者数のいずれにも招待講演者数を算入しない。また、受賞候補者の少ないシンポジウムを複数集合して受賞者を選考するシンポジウム合同審査は実施しない。
  • 評価項目:以下の6つの項目について評価する。
    • ダイジェストの表現度:内容や論点を的確にまとめているか?
    • 発表の理解度:内容を十分に理解しているか?質疑応答が適切になされているか
    • 発表あるいは説明の態度:聴講者に内容を的確に説明しているか?
    • 発表あるいはポスターの構成・表現:見やすいか?よく整理されているか?
    • 研究内容:十分に考察されているか?
    • 総合:総合的に見て、優秀な発表であるか?
  • 上記の項目について、選考委員毎に10段階で絶対評価(9・10:非常に優れる、7・8:優れる、5・6:普通、3・4:やや努力を要する、1・2:努力を要する)する。

  • 選考手順
      • シンポジウム毎に3名以上の選考委員の中から1名の主査を選出する。
      • 専門性を配慮し、1つの表彰対象論文に対し、3名の選考委員を選定する。
      • 選考委員が共著の論文は、当該委員は評価できない。その場合、専門性を考慮し、やむをえず代替の選考委員が充当できないとき、他2名の選考委員の評価平均点を評価点として加算する。
      • 3名の選考委員の評点の合計点等をもとに、シンポジウム毎に受賞候補者の推薦順位を決定し、主査はWEBシステムを用いて選考委員会委員長に報告する。
      • 選考委員会委員長より仮決定した受賞者一覧を表彰委員会委員長に提出する。表彰委員会委員長が確認した後、選考委員会委員長に報告され、引き続き、各シンポジウムの選考委員主査にフィードバックされる。内容について最終確認を得て、受賞者を仮決定(受賞予定者を決定)する。
  • 理事会での審議
    • 表彰委員会委員長は、最終決定報告書を理事会に提出(報告)する。
  • 受賞者の掲示、表彰などについては原則として以下の通りとする。
    • 賞者を年次大会終了後1ヵ月以内に決定し、「日本MRSニュース」などに公示し、受賞者のダイジェストをMRS-J Bulletin に掲載する。
    • 賞の授与は郵送により行う。ただし、この項は本会の学術講演会の運営日程に従い、予告なく変更することができる。
  • 本細則は理事会の承認を経て改定することができる。

2014年6月20日改訂
2018年6月15日改訂
2020年3月21日改訂
2020年8月4日改訂
2021年5月21日改訂