去る2016年6月、日本MRS(会長:伊熊泰郎 神奈川工科大学教授)は、Australian-MRS(会長:Jim Whiliams教授 オーストラリア国立大学、オーストラリア)と、それぞれの国で交互に、ジョイント・シンポジウムを企画・開催することを通して、両MRSの一層の連携強化と、国際共同研究の 活発化をはかることを目的に、覚書(MoU)を締結した。
最初のジョイント・シンポジウムは、IUMRS-ICAM 2017 (京都大学開催)において、次世代ナノワイヤー、先端燃料電池材料、次世代強相関材料をはじめとした先端材料関係を テーマとするが、 その他にも、機能性ナノポア材料研究など、両MRSが共通に関心をもつ材料をテーマとして、 両MRS間における国際共同研究の一層の推進を図ることとした。