奨励賞実施要綱:若手奨励賞について (2018.6.15改訂)

奨励賞選考細則

  • 奨励賞選考委員会
    • 選考委員会は本会の年次大会を構成する各シンポジウムのオーガナイザーから推薦された各3名以上の委員と、理事会から推薦された委員長ならびに副委員長各1名から構成される。
    • 選考委員の推薦方法は各シンポジウムオーガナイザーに委任する。ただし、選考委員は当該分野に見識のある研究者とする。推薦リストをもとに選考委員会では委員を委嘱する。委嘱された委員は、当該シンポジウムで発表された表彰候補発表(口頭発表あるいはポスター発表)について評価を行い、選考委員会に報告する。
    • 選考委員会委員長と副委員長は評価結果をとりまとめ、理事会に報告する。
  • 受賞者の数
    • 選考委員会は、シンポジウム毎に表彰候補者の数の10%程度を授賞候補者として選び、理事会に推薦する。
  • 評価項目:以下の5つの項目について評価する。
    • 理解度:内容を十分に理解しているか?質疑応答が適切になされているか?
    • 発表あるいは説明の態度:聴講者に内容を的確に説明しているか?
    • 発表あるいはポスターの構成・表現:見やすいか?よく整理されているか?
    • 研究内容:十分に考察されているか?
    • 総合:総合的に見て、優秀な発表であるか?
      上記の項目について、
      選考委員毎に4段階で絶対評価(4:非常に優れる、3:優れる、2:普通、1:努力を要  
      する)する。
  • 選考手順
    • シンポジウム毎に選考委員の中から主査を選出する。
    • 専門性を配慮し、1つの表彰対象論文に対し、3名の選考委員を選定する。
    • 選考委員が共著の論文は、当該委員は評価できない。その場合、専門性を考慮し、やむをえず代替の選考委員が充当できないとき、他2名の選考委員の評価平均点を評価点として加算する。
    • 3名の委員の評点の合計点等をもとに、シンポジウム毎に受賞候補者の推薦順位を決定し、主査はWEBシステムを用いて選考委員会副委員長に報告する。
    • 選考委員会委員長より確定した受賞者一覧を各シンポジウムの選考委員主査にフィードバックし、内容について最終確認を得る。
  • 理事会での審議
    • 理事会は選考委員会に審議を委任することができる。
  • 受賞者の掲示、表彰などについては原則として以下の通りとする。
    • 受賞者を年次大会終了後1週間以内に決定し、本人に通知すると同時に「日本MRSニュース」などに公示する。
    • 賞の授与は郵送により行う。ただし、この項は本会の学術講演会の運営日程に従い、予告なく変更することができる。
  • 本細則は理事会の承認を経て改定することができる。