高木俊宜先生は、2012年11月7日にご逝去されました。高木先生は1949年に京都大学大学院前期課程を修了後、神戸工業(株)(現富士通)に入社されました。1965年に京都大学に教授として赴任、以後1988年まで教育研究に携わり、中でも黎明期であったイオン工学の発展に多くの業績を残されました。退職後は、イオン工学研究所所長、広島工業大学総長など、種々の要職を歴任され、材料科学の展開に多大なご貢献を頂きました。
また、高木先生は1993年度に日本MRS副会長、1994年度に同会長を務められ、その在任中にIUMRS-ICAM93を主催する等、日本MRS並びにIUMRSの活動を支え、これらの発展に尽くされました。日本MRSでは、高木先生のご功績を称え、記念講演会を開催する運びとなりました。ご多忙のところと存じますが、多くの皆様にご参加いただきたく、ご案内申し上げます。