シンポジウム & プログラム

F-2 : ソフトマテリアルによるスマートトライボロジーへの新展開

Organizers:

Representative
・ 松川 公洋 JST
Correspondence
・ 榊原 圭太 京都大学 [email protected]
・ 辻井 敬亘 京都大学 [email protected]
Co-Organizers
・ 中野 健 横浜国立大学
・ 渡辺 宏 京都大学
・ 佐々木 信也 東京理科大学
・ 田所 千治 埼玉大学
・ 馬見塚 拓 京都大学
・ 久保 百司 東北大学
・ 栗原 和枝 東北大学
・ 佐藤 貴哉 鶴岡高専
Publication Organizer
・ 松川 公洋 JST
・ 榊原 圭太 京都大学

Scope:

機械製品には部品同士が組み合わさって動く「可動部」があり、 ここで生じる摩擦は駆動性能を低下させるだけでなく、大きなエネルギー損失に繋がっている。摩擦の低減は、有史以来、人類が抱える究極の課題である。機械部品の低摩擦、低摩耗、表面損傷の低減を探求するトライボロジーは、近年、注目されている。機械工学分野を中心に研究開発が進められてきた摺動部品は、高硬度な材料で構成されることが多いが、濃厚ポリマーブラシ、膨潤ゲル、高分子多孔体などのソフトマテリアルが低摩擦を実現することが見出されている。本シンポジウムでは、ソフトマテリアルによる表面処理とそれらの低摩擦材料への応用、さらなる高性能を伴うスマートトライボロジーへの展開についての議論を行う。

Topics:

1. ソフトマテリアル(ポリマーブラシ、ゲル、高分子多孔体など)
2. 機能性コーティング
3. 低摩擦材料
4. トライボロジー