シンポジウム & プログラム

I : 先導的スマートインターフェースの確立

Organizers:

Representative
・ 遊佐 真一 兵庫県立大学
Correspondence
・ 中路 正 富山大学 [email protected]
・ 石原 量 東京理科大学 [email protected]
Co-Organizers
・ 前田 瑞夫 理研
・ 長崎 幸夫 筑波大学
・ 高井 まどか 東京大学
・ 高原 淳 九州大学
・ 三浦 佳子 九州大学
・ 岩﨑 泰彦 関西大学
・ 藤井 秀司 大阪工業大学
・ 桑折 道済 千葉大学
・ 芹澤 武 東京工業大学
・ 河村 暁文 関西大学
・ 北山 雄己哉 神戸大学
・ 菊池 明彦 東京理科大学
・ 鈴木 大介 信州大学
・ 山本 拓矢 北海道大学
・ 吉本 敬太郎 東京大学
・ 岸村 顕広 九州大学
・ 檜垣 勇次 九州大学
・ 中西 淳 物質・材料研究機構
・ 高橋 宏信 東京女子医科大学
・ 柴田 裕史 千葉工業大学
・ 相川 達男 東京理科大学
・ 松村 和明 北陸先端科学技術大学院大学

Scope:

金属やセラミックスなどに対して、高分子、生体分子、コロイド、液晶などの柔らかい物質が形成するソフトマターによる界面は、外部環境の変化により構造や性質が大きく変化する特性を示します。このような動的界面をde Gennesは20年ほど前にソフトインターフェースと名付けました。この動的な変化と、生体が築くソフトインターフェースのような複雑さのためソフトインターフェースは、定量的解析が難しく、まだ多くの課題が残されたフロンティア的学問領域です。しかし近年、材料の合成方法や解析方法の進歩は目をみはるものがあり、さまざまなアプローチでソフトインターフェースの解明に取り組む研究者が増えてきています。例えばマクロでのデバイス等の機械的物性に、ナノメートルスケールでの界面構造が重要な影響をおよぼすことが認識されつつあります。このような背景から、精密分子設計、分子認識、新規計測法、シミュレーションなどさまざまな方面からのソフトインターフェースに対する考え方を統合することで、新しい視点が生まれると期待されます。
本シンポジウムでは、ソフトインターフェースの研究に関わる若手研究者の招待講演を多く行うことで、研究を奨励すると共に研究者間のネットワークを広げることも目的としています。

Topics:

高分子
界面
自己組織化
バイオインターフェース
バイオマテリアル

協賛: